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第27号 2012年11月 6日 平野武文税理士事務所 発行 http://www.office-hirano.com/ |
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今月の目次 ・はじめに ・よみとく ・・・住宅取得に関する 「知って得する税制」 ・七色めがね・・・物縁という考え方 ・テリマカシ・・・ドクダミを食す ・おわりに |
はじめに 11月に入り急に秋が深まってきました。 ついこの間夏季オリンピックが世の中を賑わせていたと思っていましたら、 あと2ヶ月で今年も終わってしまいます。 皆様いかがお過ごしでしょうか。『鷹の爪』もよろしくお願いします。 |
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住宅取得に関する「知って得する税制」
「一年間にもらう財産が110万円以下なら贈与税はかからない」ということは多くの方がご存知でしょう。しかし、マイホームを購入する場合にはそれでは足りません。 例えば、1,000万円の贈与を受けた場合には税額は231万円にもなってしまいます。 これでは贈与をためらってしまいますし、マイホーム購入もできなくなる可能性があります。 |
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そこで活用したいのが (1)「住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置」 と (2)「相続時精算課税制度の特例措置」(平成26年まで延長) です。 (1)「住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置」 父母や祖父母などの直系尊属から取得のための資金を贈与された場合、 一定の条件のもとに一定額を非課税とするものです。 非課税限度額は下記の表のとおりです。
東日本大震災の被災者の場合、省エネルギー性・耐久性を備えた良質な住宅用家屋については1,500万円 それ以外の住宅用家屋ついては1,000万円を非課税限度額とする。 ※ 非課税限度額は年々縮小されます。 ≪ポイント≫ ・合計取得金額が2,000万円以下 ・贈与者の年齢制限なし ・省エネルギー性に優れた住宅である (2)「相続時精算課税制度の特例措置」 贈与額が累積(その年だけではなく)で、2,500万円までは非課税とし、 相続時に贈与財産も含めて相続税を計算するものです。 この場合、65歳以上の親から20歳以上の子への贈与が適用対象となります。 ≪ポイント≫ 今回の特例では「一定の住宅取得資金の贈与」については年齢制限がつけられていません。 非課税枠を超えた場合、税額20%一率 (3) 上記2つの制度は併用できるので 例えば、 1,000万円 + 2,500万円 = 3,500万円 を非課税とすることができます。 (注意)
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物縁という考え方
今まで欲しいと思っていたものが、面白いほど簡単にポンポンと見つかる日があります。
物縁がある日は、行く先々で、欲しいと思うものや、良いなと思うものが見つかり、
店員さんの印象も非常にいいと思うことが多いのです。
なぜそういう日があるのか考えてみますと、「物縁のある日」にめぐり合う、その物は、
いつも「○○があればいいのに」と頭の片隅にあることが多いのです。
例えば、今使っている鞄が傷んで新しいものに買い替えたいと思っているとしますと、
街ゆく人が持っている鞄になんとなく目がいったり、
ノートのスペースに理想の鞄像を描いてみたりしてしまうのです。
そうして、実際の買い物の段階では、自然に目的物に照準があって、
納得のものを手に入れることができるのです。
潜在意識が顕在化するためと考えてよいのではないでしょうか。
江戸時代に上田秋成が書いた『雨月物語』の貧富論では、黄金の精が登場しますが、
「金銭はどんな人間であってもまめまめしく仕える。そして大切に扱う程度に応じて集まっていく」と言っています。
その話と物縁を照らし合わせてみれば、物もそういった人の元に集まると思ってもいいかもしれません。 Y・S |
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ドクダミを食す
「どくだみ」と言うといかにも毒々しい名前ですが、
花言葉は「白い追憶」といって、イメージとは違ってとてもロマンチックです。 ドクダミの主な薬効としては、
一般には、お茶としていただくことで知られていますが、入浴剤や、生の葉を食べることもできます。 ★ドクダミのてんぷら
★ドクダミのおひたし
★ドクダミのみそあえ
★ドクダミの蒸し物
材料代はほとんどかからずに、意外と美味しい料理に変身するかもしれません。 E・K
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おわりに 最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。 マイコプラズマ肺炎の流行の兆しがあるとのこと、どうぞ皆様ご自愛下さい。 ご意見、ご感想、ご要望ございましたら、どんなことでも構いません。ぜひお聞かせ下さい。 (こちらからどうぞ melmaga@office-hirano.com)
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